同軸切替器

ベランダに設置した1本のアンテナをアナログ受信機とSDRで切り替えて使いやすいように、切替器を購入しました。送信はしないので簡単なスイッチとケーブルで作れるのですが、日本の自宅ではすでにそのような切替器を使用しており、現在申請中の100W固定局での使用を前提に、アイソレーションが取れる同軸切替器を購入することにしました。中国広州在住の地の利を生かして日本にはない安価で適当な中華製の切替器は無いかとインターネット通販を探し、台湾製の良さそうな同軸切替器を選定しました。

日本ではAmazonで7,787円ほどで売られている第一電波工業の同軸切替器、」CX310Aは中国国内では日本からの輸入で715人民元、約12,000円近くします。
台湾製の、写真ではCX310Aによく似た同軸切替器が390人民元、約6,500円でしたので、こちらを購入しました。
製品のコネクタは50MHz以下のバンドで使用するので、汎用性からM型にしました。3回路に切り替えできる仕様です。筐体はダイカストで、プラスチックの切り替えノブ。形状、縦横高さ寸法、色、M型コネクタの取り付け方法など、CX310Aによく似ています。

CX310Aの仕様は、周波数範囲:DC〜800MHz、インピーダンス:50Ωで、

  1. VSWR:1.1以下(DC〜500MHz)、1.2以下(500〜800MHz)
  2. 挿入損失:0.1dB以下(DC〜500MHz)、0.15dB以下(500〜800MHz)
  3. アイソレーション:60dB以上(DC〜500MHz)、50dB以上(500〜800MHz)
  4. 通過電力(SWR1.2以下時):1.5kW(DC〜30MHz)、1kW(30〜150MHz)、500W(150〜800MHz)

となっています。アイソレーションは送信機やダミーロードが無いので測定できませんが、VSWR、リターンロス、挿入損失を測定してみました。

3回路あるうちのCチャンネルはM型レセプタクルの芯線の穴が小さく、Mコネクタが入らずに測定できませんでした。
Mコネクタは特性インピーダンスが規定されていないので、特に測定に使用したSMA-M変換アダプタは、同軸系の変化比も大きいので影響があるかもしれませんが、6mバンドでVSWR:1.1程度。2mバンドでは1.2程度になりました。6mバンドまでは特に問題なく使用できそうです。
第一電波工業のカタログスペックである800MHzまでVSWR:1.2以下、には及びません。
中国での値段も倍半分違うので、製品の特性もそれ何なのかもしれません。

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NanoVNA-F V2 買いました。

NanoVNAはedy555氏が設計した非常に小型のベクトル・ネットワークアナライザです。
互換品、コピー品、類似品、別設計品など、似たような製品がたくさん販売されています。日本から中国に戻っての隔離中で少し時間を持て余し気味なので、その中からNanoVNA-F V2 を購入してみました。

NanoVNA-F V2 はedy555氏設計のNanoVNAとは異なる、オリジナル設計製品との事です。測定信号に発信機の高調波を使用しない、という点が大きな特徴でしょうか。YOUTUBE やウェッブを調べても、特段の機能的な差異は無い様に見受けました。
NanoVNA-F V2 についても非公式製品含め、いろいろとハードウェアのバリエーションがあるようです。購入したSYSJOIN というメーカーの4.3インチ液晶タイプの製品も日本のAmazonでも同じ製品が売られています。
プラスチックケースには本体の他に両端SMAオスのセミリジッド同軸ケーブル×2本、校正や測定に用いる若干のアクセサリ、液晶(抵抗幕式のようですね)を操作するペン等が揃っていました。
本体には操作ペンを収納する場所が無く、ストラップホールやストラップも無いので、失くしてしまう前に何か工夫が必要です。
本体は金属製でしっかり作られています。厚さは1.5cm程ありますが、縦横は携帯電話と同程度です。コネクタはSMAです。プリント基板に固定されたコネクタが窓から出ているのではなく、金属パネルにしっかりと固定さており、頻繁に使い、飛び出している部分だけに強度的に安心です。
周波数レンジは50kHzから3GHz。内臓のバッテリーは5000mAhと、結構大きめです。
USB-Aのコネクタがあり、1Aと表示されています。携帯電話など簡単な周辺機器に5Vを供給できるようです。
ケースはアルミ製で全体を覆っています。NanoVNAのバリエーション製品には全て覆われていない製品も見かけましたが何十dBものダイナミックレンジを計測する機器としてはシールドも重要だと思います。

本体をチマチマ触るより先に、さっそく NanoVNA Saver_0.2.2–by SYSJOINT をダウンロードしてPCにインストール。NanoVNA本体と接続してみました。画面の左下でNanoVNA を接続したシリアルポートを選択し、Connect(左図は接続後なので、Disconnectと表示されている)ボタンを押すとNanoVNAと接続し、Sweep周波数や各チャートのプロットが表れます。最初にキャリブレーションをしますが、基本的にキャリブレーションは使用する周波数レンジ毎に必要です。よって、先にSweep レンジ(周波数)を設定してからキャリブレーションを開始します。
左下のCalibration ボタンを押すとCalibration ウィンドが立ちあがります。
特に理由がなければ、Calibration ウィンドの中ほどにあるCalibration assistant ボタンを押して、表示される手順通りに実施するのが間違いがなく、簡単です。
また、NanoVNA-F V2 本体ではSweep スパンに関係なく測定点が101点です。広いスパンでの測定では周波数ステップが大きくなりに不便ですが、PCのアプリでは左上にあるSegments でステップを指定して、測定をより細かくする事ができます。

キャリブレーションの後、試しに日本から無線機と一緒に持参したアンテナをNanoVNA 本体に直接取り付けて測定してみました。NanoVNAを机の端において、アンテナに何も触れないような状態で測定しましたが、狭いホテルの部屋の中での測定なので、アンテナ単体の特性とは大きく異なると思います。

左がiCOMのID-52に付属していたアンテナ、FA-S270C の測定結果画面です。カタログでは周波数範囲が144~148/430~450MHzとなっています。143MHz付近のVSWRは1.5程度ですが、430MHz帯では435MHz付近がVSR4.4程度と高くなっています。少し上の484MHz当たりのVSWRも下がっています。
143MHz付近でのインピーダンスは73.19-j11.5Ωと少し高めです。
435MHz付近では24.11-j50.5Ωで大分、容量性を示しています。周囲の影響が大きいのかもしれません。実際もこのアンテナは無線機本体に取り付けて机の上などに置いたり、手で持っての運用形態が多くなるので、現実的にはこのような特性なのでしょう。

同じ条件でダイヤモンド社のSRH-940 を測定した結果が左の図です。「AM/FM/エアーバンド/150/300/450/900MHz帯受信対応」の広帯域アンテナらしく、144MHz帯と430MHz帯のアマチュア無線バンドの間の周波数についてはVSWRが大きく悪化していません。アマチュア無線バンドでのVSWRは、144MHz付近で2.6、438MHz付近で1.1程度です。438MHz付近で共振してインピーダンスが48.97+j4.92Ω とほぼ純抵抗。144MHz付近では105.3-j44.8Ωとインピーダンスが高くなり、容量性を示しています。
SRH-940 はアマチュア無線の50MHz帯も対応しており、900MHz帯の受信まで対応している仕様なので、Sweep スパンを40MHzから1GHzに拡大して測定してみました。測定ステップを標準の101から10倍していますが、それでも951.4kHz、約1MHzステップでの測定になります。
送信が必要な50MHz、144MHz、430MHzのアマチュア無線帯付近ではリアクタンス成分が最小化するように設計されている事が確認できました。
更にSweep スパンを100kHzから1GHzにしてキャリブレーションを取り直し、測定してみました。アマチュア無線バンド付近の165MHz、436MHz前後でリアクタンスがほぼゼロで、インピーダンスも50Ω程になります。50MHz帯については51.6MHzで150Ω。誘導性リアクタンスが156Ωでした。

とりあえず、手近にあったアンテナを使って、測定手順を確認してみました。ベクトル・ネットワークアナライザを使用するのは初めてですが、いろいろな高周波特性を簡単に測定できて便利で面白い測定器です。アンテナの調整などだけでなく、フィルターの作成などでも重宝しそうです。いろい周波数範囲を測定するには測定ステップが荒いことが少し弱点になりますが、周波数の狙いを付けた測定対象物では問題にならないように思います。なお、周波数とグラフの周波数軸を対数にしたいところですが、やり方が分かりませんでした。できるのかな?
ホテル隔離から解放され、自宅に戻ったらまた、いろいろと測定してみたいと思います。

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WordPress アドレス設定ミスと復旧(MEMO)

コロナ禍の中、日本に一時帰国したので自宅のwebサーバーPC移行を図ろうとしたのですが、WordPressの移行がどうもうまくいきません。
同じ家庭内LANにある2台のサーバーPC間とは言えOSは違うし、ディレクトリ構造も変更しているという事もあって、参考情報をうまく調べられずに試行錯誤する中、何を勘違いしたか、WordPress ダッシュボードの一般設定にある「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」を家庭内LANのローカルIPアドレスに書き換えてしまい、ダッシュボードにアクセスできなくなってしまいました。もちろん、外部ネットワークからWordPressにアクセスしても正常表示されません。
中国に戻る時間が迫ってきたのでしかたなく、中国からsshやftpで修正しようと、あきらめ半分で自宅を後にしました。

WordPressやサイトのアドレスが記述されている設定ファイルはどれかと探しましたが見つかりません。「WordPressのURLを変更する方法」というサイトにたどり着き、wp-config.php ファイル内で設定する事によって、ダッシュボードでの設定に上書きできるという事が分かりました。
wp-config.php ファイルを開き、<?php の直ぐ後に以下の2行を追加して上書き保存します。

define(‘WP_HOME’,’http://greensignal.jp/blog/’);
define(‘WP_SITEURL’,’http://greensignal.jp/blog/’);

WordPressにアクセスしてみると、正常らしく動作します。ダッシュボードにもアクセスでき、「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」が設定どおりに正常化されていることを確認できます。ただし、ダッシュボードからはこの2項目は編集されないようになっていました。

いろいろとインターネットで調べてみると、サーバーアドレスのような情報もMySQLのデータベースに入っているようです。
気のせいか、少し動作がおかしい気がしますが、問題ということは無いのでこのままにすることにしました。

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Sandy Bridge世代 X79 PCで FS2020

昨年8月に日本でも発売されたMicrosoft Flight Simulator 2020(以下、FS2020) はYouTube の紹介動画を見るとグラフィックスが素晴らしく、日本シーナリのアップデートなどもあり魅力的。
最近、CPU をXeon に換えたり、起動ドライブをM.2 NVMe に変更したりとカンフル剤を注入しているSandy Bridge 世代のPCでFS2020に挑戦してみました。
フライトシミュレーターは1996年頃にDID社から発売されていたWindows95版EF2000やMicrosoft Flight Simulator 95 、FA-18 KOREA に嵌って以来になります。

1.動作環境

FS2020の最低動作環境は次の通りです。

最低動作環境(第4世代i5+GTX 770)
  • OS:Windows 10
  • CPU:Intel Core i5-4460 4コア (参考:PasssMark スコア 4801)
  • GPU:NVIDIA GeForce GTX 770    (参考:NVIDIA® CUDA® コア 1536)
  • VRAM:2GB
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:150GB HDD
  • 帯域幅:5Mbps

それに対して自分のPC環境を比較すると、GPUの性能が不足です。
CPUはシングルスレッドの処理能力が高くないXeonですが、12コアのメリットを発揮できるのではないかとの期待があります。

現状PCスペック
  • OS:Windows 10
  • CPU:Intel Xeon E5-2697 v2 12コア(参考:PasssMark スコア 24991)
  • GPU:NVIDIA GeForce GTX 750 Ti (参考:NVIDIA® CUDA® コア 640)
  • VRAM:2GB
  • メモリ:32GB
  • ストレージ:1TB SSD
  • 帯域幅:不明

2.インストールと起動

ダウンロードしてインストールを開始すると『あなたのPCは必要なスペックをみたしていません』というメッセージが出ましたが、OKを押してインストールできました。
その後、日本などのFREEシーナリー更新、日本語対応などもダウンロードしてインストール。インターネット環境が悪いので非常に時間がかかりました。

全てのアップデートを完了した後でもゲーム立ち上げからゲームの開始画面(ようこそ)までは約4分間を要します。
タスクマネージャで確認すると、起動後すぐにイーサネットのデータ送受信が始まりますが、約50秒間、画面上には何も出てきません。その後に『あなたのPCは必要なスペックをみたしていません』というメッセージが出ます。
このメッセージは毎回の起動時に出ます。
OKをクリックするとGPUやCPUが働き始めます。立ち上げの間、動画を再生するわけでもないのにGPU負荷とメモリはほぼ100%に張り付きます。
立ち上げに時間を要するのはPCの性能ではなく、インターネット環境が原因ではないかと思います。

3.設定

『全般』の項目は殆どインストール直後のままです。
まず重要な『グラフィック』の設定。使用しているディスプレイは高解像ではないので「グローバル レンダリング品質」は”ミドル”に設定。ゲーム開始前からGPUが100%張り付きですがシーナリーの画質は落としたくないところ。
『トラフィック』もフライトシムの雰囲気には重要。インターネット環境が悪いにもかかわらず”リアルタイム オンライン”としています。
アシストは”中レベル”。そもそも、本格的にシミュレーションで飛行機を飛ばすには機体の操作方法や、航法、ATC との通信などいろいろな知識が必要。これもまた楽しいところですが、腕を上げるまではまず飛んで、楽しむ事を優先します。
『データ』はとにかく全て、なんでも無制限に設定しました。「ローリング キャッシュ」はアクセス速度が向上するとの説明が出たので、初期の8GBから100GBに変更。効果あるといいのですが。

『操作設定』は使用するH.O.T.A.S 、Saitek のX52 Pro に対して自動で割りつけられたキーアサインを自分なりに変更、修正します。
しかし、どこに何を割り付けたか忘れて時々慌てます。ゲームプレイ中に参照できるよう、キーアサインをEXCELやCSVで取り出せると便利なんですけど、そのような機能は無いみたいです。

4.フライトプラン

『ワールドマップ』に入ってフリーフライトを設定します。
画面左上から規定を変更、設定できます。機体はFS95で馴染んだセスナ172。最近の機体はガーミンG1000によるグラスコックピットになっていますが、まだ使い方が分かりません。
画面左下に時刻設定があります。勝手に変な時刻になります。PCから時刻データを拾って、日本のタイムゾーンに固定できるしたいのですが、やり方が分かりませんでした。
グーグルアース風の地球の画はマウスで拡大縮小します。雲が流れて臨場感を出しています。地表の人口光、写真風の地形なども正確さというより良い雰囲気を作っています。
“L”キーを押すと凡例の説明が出ます。
最初、”!”マークが沢山出て、エラーだらけかと心配しましたが、新コンテンツの意味だと確認して安心。
画面上部で出発と到着空港を設定すると、使用する滑走路が指定されます。滑走路が複数ある空港では変更は可能です。出発は自宅近くの厚木、到着は湘南や横浜の景色を見たいので羽田としました。出発地を指定すると左下に表示される時刻が実際の現地時間になりました。出発、および到着の場所は滑走路だけでなく、駐機場を指定することもできます。VFR、IFR などの飛行方法も設定します。
一応、「直行-GPS」としましたが、自由に飛びます、実際には許されない飛び方になります。

5.フライト

フリーフライトのオープニングムービーからフレームレートは12~14FPSです。

江の島から横浜へ。フレームレートは僅かに10FPSを超えています。このくらいであれば、スピードの遅いセスナの操縦には問題がありません。

さらに高度を下げてランドマークから新横浜方面へ。フレームレートが10FPS以下になるとさすがに機体の動きがカクカクし出します。低空飛行をしなければ殆ど支障なくプレイできました。羽田空港への着陸には不都合はありませんでしたが、シーナリーが細かい中にある空港への着陸はどうなのか、少し心配です。

ゲームプレーの間、GPUとGPUメモリーの負荷率はほぼ100%に張り付きます。
一方、CPUはまだ少し余裕があります。PC本体は現状で、グラフィックボードの性能を上げればフレームレートの改善が期待できそうです。

とりあえず、低空飛行を除けばセスナでのプレイは楽しめる事が分かり、一安心です。
しかし、毎回起動のたびに『あなたのPCは必要なスペックをみたしていません』との表示が出て、プログラムの立ち上げが止まるのは何とかしてもらいたいところです。
また、何故かWindows Defender の警告が出るようになり、これも毎回『アクセスを許可する』のボタンを押す必要があります。
同じMIcrosoft 製品なんだから、やめてほしい・・・。

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起動ドライブをM.2 NVMe SSD に変更

使用しているデスクトップPCのマザーボードは GIGABYTE GA-X79-UP4。PCI Express Gen3.0をサポートしているのでPCI ExpressにM.2 NVMe SSD を取り付けて起動ドライブにすれば、BUSの規格性能上は現在のSATA接続のSSDよりだいぶ早くなることが期待できます。
BIOSもUEFIなのでPCI Express からの起動が可能なはずです。。
という事でやってみました。

PCを開けてスロットの使用状況を確認します。M.2 NVMe SSD はヒートシンクを取り付けたり、中には空冷ファンつけるようなPCIe変換基板も販売されており、放熱への配慮が必要なようです。
ちょうど、一番CPUに近く、近くに発熱減の無いGen3のPCIe x 16 スロットが開いていたのでここに取り付ける事に決めて、2280サイズのSSDをx16 スロットに実装するM.2とPCIeの変換アダプタ、およびヒートシンクを購入しました。

選択したSSDはPCI Express Gen3 規格の中から価格.com での評判が良く、中国広州でも日本と同じ価格で入手できた「WD Blue SN550 NVMe WDS100T2B0C」にしました。これまで使用してきたSSD、Crucial社のCT500MX500SSD1 から容量も1TBに倍増になります。

変換アダプタにSSDを取り付け後、付属の熱伝導シートとヒートシンクを取り付けます。ヒートシンクが下向きになってしまいますが、仕方ありません。リアパネルに固定する金具は無いものの、重量が軽いのでx16スロットに刺せば十分な強度で固定できています。

PCの電源を入れてWindows10 を立ち上げます。「ディスクの管理」でアクティベートされていないディスクが追加されている事が確認でいます。PCIe に接続したM.2 SSD を認識しています。
このM.2 SSD を起動ドライブにする事が目的なので、システムディスクとしてアクティベートします。念のため、このままフォーマットして、HDD同様に1つのドライブとして変わりなく使用できることを確認しました。
次に現在のCドライブをM.2 PCIe SSD にクローンします。
ドライブの容量が大きくなるので、単純にクローン作製をすると現状のパーテーション構成がそのままクローンされ、拡大した容量はCドライブとは別なドライブに割り当てなけらばならなくなります。
Cドライブ領域を拡大したいので、リカバリパーテーションの位置を一番後ろに移動して、Cドライブとして使用する領域を拡大するようにクローンソフトを設定してクローンを開始します。
このようなクローン作製方法は殆どクローンソフトの使い方説明です。インターネットに沢山出ているので参考にしました。

クローン完了後、PCを再起動します。
BIOS の起動ドライブ設定メニュー(GA-X79-UP4 の場合はF12)を立ち上げます。
UEFI : Hard Drive と表示されているのがPCI Express に装着したSSDです。BIOS でちゃんと認識されており、安心しました。
UEFI : Hard Drive を選択して Enter Setup で起動ドライブとして設定。
このまま UEFI 、OS ブートに進み、Windows10 が無事に立ち上がりました。
クローンした起動ドライブからの立ち上げなので、従来と何も変わりません。
「ディスクの管理」で確認すると、PCI Expressに取り付けたM.2 NVMe SSD はディスク0として、Cドライブに認識されています。最後に1.55GB の未割当領域が残っているのはクローン時のパーテーション構成変更設定が雑だったために生じたもので、本当はこれを0にしたかったところです。実際に使用するCドライブ容量の0.2%以下なので良しとしています。

早速、PCMARK 10 を回してみました。
SATA 接続SSD の時は3518だったスコアが3358。若干悪くなっています。
誤差の内だと思いたい心境。
起動速度もHDD から SATA SSD に変更した時のような変化は感じません。体感的には同じです。
ベンチマークソフトで図るなどすればハードウェアの性能向上分の数値改善はあるのかもしれませんが、体感できる程の性能向上が無かったのでちょっとがっかり。

 

 

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PCのCPU交換

現在、メインに使用しているPCは2012年年初に組み立てたもので、もう9年も前の仕様。写真のRAWデータ調整作業は処理待ちで少しかったるい事がある。
現状の主な仕様は以下の通り。

プロセッサ:Intel(R) Core(TM) i7-3930K CPU @ 3.20GHz、3601 Mhz、6 コア
物理メモリ (RAM) :32.0 GB
OS 名 :Microsoft Windows 10 Pro
ベースボード製品: X79-UP4

よく見かけるベンチマークソフト、PCMark10 を使って現在の性能がどの程度の物なのかを調べて見た。

1866? インターネットにあるPCMark10の紹介記事などで見かけるスコアと比べるとダイブ低い。PCMark10 のオンライン機能でこのスコアがどの程度に位置するのか、確認してみると、驚愕の結果が!

全体の下から2%よりは良い 何の慰めにもならないコメント。
ベンチマークをしようと言う位のPCの多くはそこそこの性能の物で、低性能と分かっているPCの測定はしないだろうからこのデータベース全体は比較的高めであろうとは思うが、それにしても意外な低さ。
中の下くらいの性能は・・・と期待していたが、実際は殆ど下の下でした。
なるほど。これなら高画素機で撮影したらRAWデータの調整にもたつくのも納得。

これほど最近のPCとの性能差があるなら、最新の仕様で新しいPCを組み立てようと思い、主要パーツであるCPU。マザーボード、グラフィックボードの価格を調べてみた。日本と比べて3割ほど高くなり、これにメモリを加えれば20万円超。カラーマネジメントの出来るディスプレイが購入できる程のコスト差があり、中国での新PC作成は断念することにした。

それではより高性能なCPUに交換はできないかと調べてみた。
GAME DEBATE からX79-UP4で使用可能な中から使用可能で現実的に入手ができるCPUで最も性能の良い物を探してみる。
Xeon E7シリーズは通販で見つからなかったのでXeon E5 のv3 又はv2 シリーズから通販で購入出来る物を探す。12コアのv2 に対して16コアのv3シリーズも仕様的には気になったがGD RATING のより高いE5-2697 v2 を発注した。現状、 6コアのi7-3930K CPU のGD RATING は8.6。E5-2698 v3 は9.6。E5-2697 v2 は9.8。

CPU Benchmarks では、 i7-3930K CPU のスコア 8173 に対して E5-2697 v2 は14358と、176%程度の性能アップになっている。

CPU処理能力で1.5倍程度の向上が期待できそうだ。
しかし一方、GIGABYTE のGA-X79-UP4 (rev. 1.0) CPUサポートリスト にはE5-2697 v2 が載っていない。本当に動作するのか、心配はあるがやって見ることにした。

購入はネット通販、淘宝 の中で『天猫』マークのある業者から。中国人のアドバイスでは『天猫』マークのある業者の方が信用がおけるとの事。
注文したときは769.50人民元(日本円で約12,500円)。これならうまくいかなくても許せる範囲。
しばらくして同じサイトを見ると、いつのまにか倍以上の値段になっている!
どこからか取り外した中古で1719元は高いなぁ。
これなら買わない。
既に購入品は輸送途上にあるが、発送元は淘宝 の商品説明にあった「广东深圳」ではなく、上海の更に北方からの出荷になっている。とにかく怪しさ、いい加減さ満点。いつもハラハラ、ドキドキして楽しめる国です。

やっと届いた梱包を開けてみると、意味不明の樹脂ケースが入っているだけで何も入っていない。内容を確認しないで支払い処理をすればしめたもの、とでも思ったのだろうか?
確信犯だな、これは。
『天猫』マークも信用できない。
この国では何につけ、このような事は良くある。時間を無駄にしたがキャンセル。
他の販売業者に発注しなおした。

こちらは650元(日本円で約10,800円)。
2千円近く安い。これで使えるものがちゃんと届けばかえって、少し得した気分。

今度はそれらしい物が届いた。熱伝導グリスが添付されているのは良心的。
CPUの表示を見るときちんと XEON E5-2697V2 の表示。
リマーク品などで無い事を祈りながら早速CPU交換を開始。

CPUを交換してPCの電源を入れると無事にBIOS、Windows10と立ち上がった。ドライバーのアップデートを実施して早速CPU-Z の簡易ベンチマークで i7-3930K CPU と E5-2697 v2 のスコアを比較し てみた。CPUのクロックが遅くなるのでシングルスレッドのスコアは i7-3930K の方が高くなるのでは?と思っていたが、結果は若干高くほぼ同等。さすがにマルチスレッドのスコアはコア数、スレッド数が2倍になるため、2倍以上に改善されている。

次にPCMark10 でベンチマーク。
i7-3930K CPU の1866 からE5-2697 v2 では 3518と約2倍に上がった。
スコア分布の中では下の下から下の上位くらいには上がっただろうか?
項目別では Color adjusting、Unsharp mask 1、Noise adding の3項目は処理時間が約1/3に高速化している。RAWデータを調整作業時の反応が良くなっていることを期待。
動画処理関係の項目も若干高速化されており、コア/スレッド数が多くなった効果があるようだ。

最後にいつも使用しているニコンの現像ソフト、Capture NX-D で13個のRAWデータ現像に要した時間を手動で測定してみた。
OSとCapture NX-D はSSDによるCドライブ。現像対象のRAWデータと、現像後のJPEGを書き出し先はUSB3.0接続の外付けHDDケースのRAID1 ドライブ。
結果、i7-3930K 、Xeon E5-2697 v2 共に92~93秒で変わらない結果になった。
これはスレッド数が2倍になるXeon E5-2697 v2 の圧勝かと思っていたので意外だった。
USB3.0接続の外付けHDDのデータ転送速度が支配的なのかもしれない。

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Ubuntu 20.04でサーバー構築 11:写真サーバー

1.PHPの追加設定

最高画質でRAWからJPEGに現像したファイルもアップロードできるように、PHPの設定を以下のように変更しました。

yuu@web2:/$ sudo nano /etc/php/7.4/apache2/php.ini
; Maximum amount of memory a script may consume (128MB)
; http://php.net/memory-limit
;memory_limit = 128M
memory_limit = 256M; Maximum allowed size for uploaded files.

; http://php.net/upload-max-filesize
;upload_max_filesize = 2M
upload_max_filesize = 40M

; Maximum number of files that can be uploaded via a single request
; max_file_uploads = 20
max_file_uploades = 50

PHPに日本語などマルチバイト文字を使うための拡張モジュールインストールします。

yuu@web2:~$ sudo apt-get -y install php7.4-mbstring \
php7.4-xml \
libonig5

/etc/php/7.4/apache2/php.ini を開いてphp_mbstring.dll を有効にします。

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
; Dynamic Extensions ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
extension=mbstring     ←コメントを外す。

mbstring の設定を行います。 php.ini  の[mbstring] セクションについて、以下の設定を変更しました。

[mbstring]
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
mbstring.http_input = pass
mbstring.http_output = pass
mbstring.encoding_translation = Off
mbstring.detect_order = UTF-8,SJIS,EUC-JP,JIS,ASCII
mbstring.substitute_character = none
mbstring.func_overload = 0

Apache を再起動して設定を反映します。

yuu@web2:~$ sudo systemctl restart apache2

Windows PC のブラウザから http://(サーバーIPアドレス)/info.php にアクセスして mbstring の設定を確認します。

2.Piwigo 用データベース作成

MySQLにPiwigo のデータベースを作成します。

yuu@web2:/$ mysql -u root -p
Enter password:
mysql> CREATE DATABASE piwigo_db DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_unicode_ci;
Query OK, 1 row affected, 2 warnings (0.28 sec)
mysql> show databases;
+————————-+
| Database                       |
+————————-+
| information_schema  |
| mysql                             |
| network_items             |
| performance_schema |
| piwigo_db                     |
| sys                                  |
| wordpress_db             |
+————————-+
7 rows in set (0.00 sec)

MySQLにPiwigo のユーザーを作成してデータベース piwigo_db への権限を付与します。

mysql> CREATE USER piwigo_admin@localhost IDENTIFIED BY ‘(パスワード)’;
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON piwigo_db.* TO ‘piwigo_admin‘@’localhost’;
mysql> select Host, User from mysql.user;
+———–+———————-+
| Host         | User                         |
+———–+———————-+
| %              | wordpress_admin |
| %              | yuu                           |
| localhost | debian-sys-maint  |
| localhost | mysql.infoschema |
| localhost | mysql.session         |
| localhost | mysql.sys                |
| localhost | piwigo_admin       |
| localhost | root                          |
| localhost | wordpress_user    |
+———–+———————+
9 rows in set (0.00 sec)mysql> FLUSH PRIVILEGES;
Query OK, 0 rows affected (0.12 sec)
mysql> exit
Bye

3.ダウンロードとApache の設定

/contents/www/html に移動してPiwigo をダウンロードします。

yuu@web2:~$ cd /contents/www/html
yuu@web2:/contents/www/html$ curl -o piwigo.zip https://piwigo.org/download/dlcounter.php?code=latest
%  Total     % Received % Xferd Average Speed   Time        Time         Time   Current
Dload   Upload   Total        Spent        Left      Speed
56 16.8M 56   9775k      0        0 54680           0   0:05:23   0:03:03  0:02:20   57063
(完了後、ダウンロードファイルを確認)
yuu@web2:/opt$ ls -la
合計 17296
drwxr-xr-x 2 yuu yuu 4096 2月 20 22:19 .
drwxr-xr-x 21 root root 4096 2月 13 00:12 ..
-rw-rw-r– 1 yuu yuu 17695593 2月 20 22:24 piwigo.zip

解凍してApache からアクセスできるようにセットします。

yuu@web2:/contents/www/html$ unzip piwigo.zip
(以下解凍作業メッセージ)
yuu@web2:/contents/www/html$ ls -la
合計 17300
drwxr-xr-x 3 yuu yuu 4096 2月 20 22:29 .
drwxr-xr-x 21 root root 4096 2月 13 00:12 ..
drwxrwxr-x 16 yuu yuu 4096 2月 6 17:01 piwigo
-rw-rw-r– 1 yuu yuu 17695593 2月 20 22:24 piwigo.zip
yuu@web2:/contents/www/html$ sudo chown -R www-data:www-data piwigo
[sudo] yuu のパスワード:

yuu@web2:/contents/www/html$ ls -la
合計 17300
drwxr-xr-x 3 yuu yuu 4096 2月 20 22:29 .
drwxr-xr-x 21 root root 4096 2月 13 00:12 ..
drwxrwxr-x 16 www-data www-data 4096 2月 6 17:01 piwigo
-rw-rw-r– 1 yuu yuu 17695593 2月 20 22:24 piwigo.zip

yuu@web2:/contents/www/html$ sudo systemctl restart apache2

4.webベースでインストール

Windows PC からブラウザで http://<サーバーIPアドレス>/piwigo/ にアクセスすると、インストール画面が出ます。
「データベース設定」には作成したPiwigo のデータベース設定を入力します。
ホスト:localhost (デフォルトのまま)
ユーザー:piwigo_user
パスワード:(ユーザーに設定したパスワード)
データベース名:piwigo_db
データベーステーブル接頭辞:piwigo_ (デフォルトのまま)
「管理設定」はPiwigo の管理者を登録します。先に、サーバーに登録しているユーザーであることが必要です。
入力が完了したら「インストールを開始する」ボタンを押します。
しかし、インストール完了画面が出てきません。ブラウザでリロードしてみると、既にインストールされてるよ、とのメッセージ。ブラウザ(FireFox)の(設定の)問題かもしれません。
インストールは出来た様です。

5.設定漏れの対策

再度ブラウザで http://<サーバーIPアドレス>/piwigo/ にアクセスすると、最初にアルバムを作成する画面がでます。
しかしここで問題。”GDライブラリがありません。”と言うメッセージが出ています。
Apache のドキュメントルートにinfophp();関数を含んだphpスクリプトファイルを作成して確認しましたが。GDの項目がありません。確かにインストールされいないようです。
GDをインストールしてApache を再起動します。

yuu@web2:~$ sudo apt-get install php7.4-gd
yuu@web2:~$ sudo service apache2 restart

php スクリプトでGDの設定を確認します。
ブラウザで http://<サーバーIPアドレス>/piwigo/ を再読み込みします。
GDのエラーメッセージは消えましたが、”一回のアップロードの最大容量” の設定が不適切とのメッセージが出ました。
/etc/php/7.4/apache2/php.ini を開いて post_max_size = 8M → 3000M に修正します。
3000M はアルバム単位で複数ファイルを一度にアップロードする事を想定して設定しています。

; Maximum size of POST data that PHP will accept.
; Its value may be 0 to disable the limit. It is ignored if POST data reading
; is disabled through enable_post_data_reading.
; http://php.net/post-max-size
; post_max_size = 8M    ← コメントアウト
post_max_size = 3000M

Apache を再起動してブラウザで http://<サーバーIPアドレス>/piwigo/ を読み込みます。これでエラーメッセージがでなくなりました。

6.Piwigo の設定

外面左のダッシュボードから公開するギャラリーについての具体的な設定を行います。
最初は [設定]-[オプション]のそれぞれのタブで、ギャラリーの名称や写真の並び順、許可、等など、設定項目は多義に渡りますが、とりあえず名称、パーミッション、透かし、表示関係をざっと見て最低限必要な項目を設定します。

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Ubuntu 20.04でサーバー構築 10:webデータの移行

/contents/www/html にあるサーバーの準備テストで使用したファイルを全て削除して、自宅サーバーでホームページを公開しているweb データを新しいサーバーに展開する。

ユーザーは自分だけなので、/contents/www 以下をユーザーアカウントで変更できるように、ディレクトリとファイルの所有者とグループを変更する。

yuu@web2:~$ sudo chown -R yuu:yuu /contents/www

ホームページ作成ソフトからFTPで現在のサイトデータを新しいサーバーの/contents/www /html に転送する。/contents/www/html 以下のフォルダーの所有者がFTPでデーターをアップロードするときのログインユーザーと同じであれば問題なくデータ転送は完了する。
Windows PCのwebブラウザからサーバーPCにアクセスして、転送したサイトが表示されることを確認する。
新しいサーバーを公開するまでの間のwebデータ変更は、既に公開しているサーバーと同様に新しいサーバーにも展開する。

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Ubuntu 20.04でサーバー構築 9:FTPサーバーの設定

ファイル転送用にFTPサーバーを導入します。
vftpd をインストールします。

yuu@web2:/$ sudo apt-get install vsftpd

/etc/vsftpd.conf を編集します。

“#” を削除してコメントアウトを外す。
listen=YES           ← スタンドアローンモードで起動する
write_enable=YES       ← 書き込みを許可する
local_umask=022       ← ローカルユーザーのumaskを指定するascii_upload_enable=YES    ← # アスキーモード転送を許可する
ascii_download_enable=YES
chroot_local_user=YES     ← chroot を有効にする
chroot_list_enable=YES     ← chroot リストを有効にするchroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list    ← chroot リストを指定するls_recurse_enable=YES     ← ディレクトリ毎の一括転送を有効にする

ファイルの最後に追加する。
# /etc/vsftpd.user_list に記載されているユーザーのみに接続を許可する
userlist_enable=YES
userlist_deny=NO
# パッシブモードでの接続を設定する
pasv_enable=YES
pasv_promiscuous=NO
pasv_min_port=6100
pasv_max_port=6105

/etc/vsftpd.chroot_list を作成して上位階層への移動を許可するユーザーを登録します。
1行毎に1つのユーザー名を記入します。

yuu@web2:/$ sudo nano /etc/vsftpd.chroot_list

vsftpd.chroot_list を保存終了。
自動起動設定をします。

yuu@web2:~$ sudo systemctl enable vsftpd.service
Synchronizing state of vsftpd.service with SysV service script with /lib/systemd/systemd-sysv-install.
Executing: /lib/systemd/systemd-sysv-install enable vsftpd

vsftpd を再起動します。

yuu@web2:/$ sudo systemctl restart vsftpd

vsftpd の動作を確認するためにlocalhost 内でftp 接続をしてみます。

yuu@web2:~$ ftp localhost
Connected to localhost.
220 (vsFTPd 3.0.3)
Name (localhost:yuu): yuu    ←ターミナルと同じユーザー名なら省略可能
331 Please specify the password.
Password:
230 Login successful.
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> ls -la           ←ユーザーホームディレクトリ内を表示
200 PORT command successful. Consider using PASV.
150 Here comes the directory listing.
drwxr-xr-x 4 1000 1000 4096 Feb 15 10:19 .
drwxr-xr-x 4 0 0 4096 Feb 09 22:29 ..
-rw——- 1 1000 1000 8872 Feb 13 22:22 .bash_history
-rw-r–r– 1 1000 1000 220 Feb 25 2020 .bash_logout
-rw-r–r– 1 1000 1000 3771 Feb 25 2020 .bashrc
drwx—— 2 1000 1000 4096 Feb 05 23:11 .cache
drwxrwxr-x 3 1000 1000 4096 Feb 06 22:03 .local
-rw——- 1 1000 1000 395 Feb 15 10:19 .mysql_history
-rw-r–r– 1 1000 1000 807 Feb 25 2020 .profile
-rw-r–r– 1 1000 1000 0 Feb 05 23:12 .sudo_as_admin_successful
226 Directory send OK.
ftp> quit
221 Goodbye.

ufw にアクセスを許可するポートを設定します。

yuu@web2:~$ sudo ufw allow ftp       ←FTPポート(21)開放
[sudo] yuu のパスワード:
ルールを追加しました
ルールを追加しました (v6)
yuu@web2:~$ sudo ufw allow 6100:6105/tcp   ←パッシブモード用ポート開放
ルールを追加しました
ルールを追加しました (v6)
yuu@web2:~$ sudo ufw status
状態: アクティブTo Action From
— —— —-
Apache ALLOW Anywhere
OpenSSH ALLOW Anywhere
Samba ALLOW Anywhere
80 ALLOW Anywhere
21/tcp ALLOW Anywhere
6100:6105/tcp ALLOW Anywhere
Apache (v6) ALLOW Anywhere (v6)
OpenSSH (v6) ALLOW Anywhere (v6)
Samba (v6) ALLOW Anywhere (v6)
21/tcp (v6) ALLOW Anywhere (v6)
6100:6105/tcp (v6) ALLOW Anywhere (v6)

Windows PC からFFFTPを設定して接続してみます。
ユーザーホームディレクトリだけで無く、サーバーPC上層ディレクトリへも移動してファイルのダウンロード、アップロードを行ってみて確認します。

なお、ftp や ssh はサーバー管理者のみが使用する場合、セキュリティ対策としてサーバーをインターネットに公開する前に使用するポートはwellknown ポートとは異なるポート番号に変更します。

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Ubuntu 20.04でサーバー構築 8:WordPressのインストール

1.WordPress 用のデータベース作成

MySQL のrootユーザーのパスワードを設定します。設定後、一旦MySQL から抜けます。

yuu@web2:/$ sudo mysql -u root
mysql> ALTER USER ‘root’@’localhost’ IDENTIFIED WITH mysql_native_password BY ‘(MySQL root のパスワード)‘;
Query OK, 0 rows affected (0.26 sec)
mysql> exit
Bye

MySQLのroot で再度ログインします。

yuu@web2:/$ mysql -u root -p
Enter password:

文字コードUTF8でデータベース wordpress_db を作成します。

mysql> CREATE DATABASE wordpress_db DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_unicode_ci;
Query OK, 1 row affected, 1 warning (0.23 sec)

wordpress_db に対して全権限を持つユーザーを作成します。ここではユーザー名を wordpress_admin としました。

mysql> CREATE USER ‘wordpress_admin’@’localhost’ IDENTIFIED BY ‘(パスワード)’;
Query OK, 0 rows affected (0.30 sec)
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON wordpress_db.* to wordpress_admin@’localhost’;
Query OK, 0 rows affected (0.21 sec)

変更を保存してMySQL を終了します。

mysql> FLUSH PRIVILEGES;
Query OK, 0 rows affected (0.14 sec)mysql> exit
Bye

2.WordPressのダウンロードと展開

ドキュメントルートにWordPress をダウンロードします。
WordPress はApacheドキュメントルートの/contents/www/html 以下にインストールすることにしました。

yuu@web2:~$ cd /contents/www/html
yuu@web2:/contents/www/html$ sudo wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
[sudo] yuu のパスワード:
–2021-02-15 08:32:37– https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
ja.wordpress.org (ja.wordpress.org) をDNSに問いあわせています… 198.143.164.252
ja.wordpress.org (ja.wordpress.org)|198.143.164.252|:443 に接続しています… 接 続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています… 200 OK
長さ: 16304330 (16M) [application/octet-stream]
`latest-ja.tar.gz’ に保存中latest-ja.tar.gz 100%[===================>] 15.55M 2.16MB/s in 64s

2021-02-15 08:33:41 (249 KB/s) – `latest-ja.tar.gz’ へ保存完了 [16304330/16304330]

ダウンロードしたWordPress を展開します。

yuu@web2:/contents/www/html$ ls
html latest-ja.tar.gz
yuu@web2:/contents/www/html$ sudo tar -xzvf latest-ja.tar.gz

フォルダー、/contents/www/html/wordpress が作成されて、その中にWordPress がインストールされます。

yuu@web2:/contents/www/html$ ls -ls
合計 15932
4 drwxr-xr-x 2 root root 4096 2月 15 08:44 html
15924 -rw-r–r– 1 root root 16304330 2月 12 16:00 latest-ja.tar.gz
4 drwxr-xr-x 5 1006 1006 4096 2月 12 16:00 wordpress

3.WordPress の公開設定と確認

Apache の実行ユーザー(www-data)にWordPress サイトディレクトリの所有権を設定します。

yuu@web2:/contents/www/html$ sudo chown -R www-data.www-data /contents/www/html/wordpress/

WordPress のインストール先ディレクトリ名を/wordpress から/blog に変更して、所有権がwww-data のまま、変わっていないことを確認します。このフォルダ名はサイト公開時のurl をドメイン名/blog とする予定なので変更するだけで、お好みです。

yuu@web2:/contents/www/html$ sudo mv wordpress/ blog/
[sudo] yuu のパスワード:
yuu@web2:/contents/www/html$ ls -la
合計 28
drwxr-xr-x 3 root root 4096 2月 15 10:38 .
drwxr-xr-x 3 root root 4096 2月 15 10:24 ..
drwxr-xr-x 5 www-data www-data 4096 2月 12 16:00 blog
-rw-r–r– 1 root root 13 2月 13 17:24 index.html
-rw-r–r– 1 root root 233 2月 13 11:54 index.html.bak
-rw-r–r– 1 root root 17 2月 14 23:00 info.php
-rw-r–r– 1 root root 576 2月 13 11:20 item_list_new.php

Windows PC のweb ブラウザから、サーバーipアドレス/blog で接続してみます。
WordPress の設定開始画面がでればOKです。
現在、日本の自宅で稼働しているサーバーからWordPress に着いてもコンテンツをこのサーバーへの移行を予定しており、ここから先のWordPress の設定は移行方法を確認後に実施します。

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