スリック カーボン 723 EX III

趣味としての写真を始めて見ようと思ったのはつい一カ月ほど前の事です。きっかけは二つ。1つはwebで見たデジタル一眼レフで撮影した複数の景色の写真が素晴らしくて引きつけられた事。もう一つはクローゼットを整理していて出てきた一眼レフとレンズを見て無性に写真を撮ってみたくなった、という事です。
F-601クローゼットから出てきたF-601はもう20年程前に購入したカメラで、使わなくなってから15年ほど経っています。
バッテリーをこれもカメラバックに15年ほど眠っていた新しいものに入れ替えるとちゃんと動きます。
ですが、今更フィルム撮影を趣味とするには重すぎます。一方でオートフォーカスのNIKKORレンズは使えます。気持ちとしては非常に残念ですが、F-601はお蔵入りとして、デジタルの一眼レフカメラを購入しました。
F-601を使っていた時は子供の撮影が主目的で、せいぜいL版のプリントでしたが、デジタルとなるとまずは、PCの23インチディスプレイで見ます。
印画紙で言うと半切り程度の大きさです。これが一般的ですから、フィルム時代にはとても考えられなかった事です。写真の素晴らしさをダイナミックに鑑賞できる反面、手ぶれやフォーカスポイントのずれ、更には被写界深度の適切さまで分かります。実際の所、私の素人目では、写真を見た時にはそのような細かい事は分かりませんが、なんとなく奥行き感が無い、ボヤッとした印象に見える、ただ写っているだけ、というような印象のショットを拡大などして見ると、上記のようなショットになっているという事です。
スリック カーボン 723 EX III そこで、まずはカメラを安定させてカメラブレを防ごうと三脚を買いました。
三脚選びはカメラボディ以上にとても迷いました。どれも五十歩百歩だという気もします。購入したのはSLIKのカーボン 723 EX IIIです。スリック・タイ第2工場の竣工記念とかで、自由雲台「SBH-150DQ N」がおまけで付いてきました。
選定基準は所有しているカメラボディ+最DSC_0199大のレンズ(80-200mm f/2..8)を安定に固定できる強度、価格は二万円+α程度、出来るだけ軽い事、で選定しました。慾を出すといくらでも良い三脚があります。ですが高級になるほど大型、重量増加となってしまいます。本格的な三脚の購入は初めてなので、まずは入り口クラスで持ち運び容易な機種としました。もしこの先、これで物足りなくなるようになったら、更に本格IMGP1506的な三脚を検討すれば良いと思います。
このクラスになると基本仕様は同じでも足が三段と四段という選択があります。収納サイズが10cm程度でもコンパクトさは魅力ですが、実際の三脚を触って、強度を確認した結果、3段の723 EX IIIとしました。3団の723 EX III、4段の 724 EX III共に足の太さは25mm径と中型三脚でも細い方という事もあるのでしょう、店頭で確認すると三段と四段では明らかに強度、安定度の差がある様に感じました。どちらを選ぶかは使い方による携帯性と強度とのトレードオフになります。
重量は約1.8kgとこのクラスの三脚としては軽いので散歩や自転車で持ちだして景色、月等の撮影をしてみました。723 EX IIIは強風ででもなければとりあえず安定しています。また、ローアングルの撮影にも簡単に対応できますが、これは、今時の三脚としては普通ですね。足のロックの操作性は当然として、付属の3ウェイ雲台も80-200mm f/2..8レンズでもスキッと固定できます。
三脚を使って改めて感じたのは、手持ちの撮影と三脚使用とでは撮影という行為がこんなにも違うものか、という事です。景色の撮影ではフレーミングをじっくり検討して決めて、露出もいろいろと検討して撮影する余裕が生まれます。手持ちでの撮影が限られた時間の中に集中して全てを詰め込んでシャッターを切るというイメージに対して三脚を使っての撮影はカメラを固定する為の肉体の緊張から開放されて、その分、撮影の他の要素に注意を払う事ができるような気がします。
DSC_0393_03月曜日には近くの公園で花の写真を撮ってみました。花のような近距離撮影では三脚を用いることで手持ちによるフォーカシングの変化を排除してフォーカスポイント、絞りプレビューを使っての被写界深度などの検討をじっくりする事が出来ます。
と、言っても実のところ、ビギナーカメラマンとしては撮影している時点ではとてもそこまで十分に気が回りきれませんでした。しっかり落ち着いて撮影したつもりでも、後から落ち着いてショットを見るとなんでこんなに慌てて撮ったのだろう、見落としの多い不注意なショットだなぁ、こんないい加減なフレーミングをしたっけ?、などと思えるショットが多数あります。三脚を使ったからといって写真が上手になる、という事は有りませんね。写真を撮るのはあくまで自分です。次回の撮影チャンスに活かす反省点が山ほど出てきます。反省点が多すぎてとても覚えていられませんが・・・。
しかし、これも趣味、道楽ですね。うまくいかない事、しかし少しずつでも進歩出来る事を楽しみたいと思います。

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