FT8モードを聞いて?みた

中華人民共和国に住んでいて開局はできないにも関わらず、最近、アマチュア無線をやりたくなったきました。
受信はできるので、ベランダに受信用ホイップアンテナを出して近隣短波放送などを聞いてBCLを楽しんでいます。アマチュア無線も7MHzはよく聞きます。東アジア一帯はもとより、ヨーロッパからの信号が北米より良く入ります。日本のアマチュア無線局も半減しましたが、中華人民共和国の局は私の開局当時、1970年台後半から1980年台のイメージよりだいぶ少なく感じます。アマチュア無線人口の減少だけでなく、政府の縮小圧力もあるのでしょうか。

アマチュア無線のHF帯通信でPSK31等のデジタル変調方式が使われだしてからもう数十年になりますが、まだデジタルモードで実際のQSOをしたことがありません。デジタルモードに関しては全く知識が無いのでインターネットを調べ、見よう見まねで仲間入りをしてみようと思います。

最近はFT8というモードが人気、という事で調べて受診に挑戦してみました。
以下のような特徴があるようです。

  1. 無線機接続したPCで信号をデコード、文字を表示。
  2. 交信する双方のPC時刻誤差は1分以内。
  3. 交信する周波数は各バンドで指定(固定)されていて、USBモードで受信する。
  4. 占有帯域が50Hzと狭く指定周波数の中で複数の同時交信が可能。

また、デジタル通信で使用するソフトはポピュラーで情報も多い「WSJT-X」をインストールしました。ダウンロードはこちらのサイトからさせて頂きました。FT8の様な信号形式は「Weak Signal Digital Mode (JT65/FT8/FT4など) 」と言うんですね。
受信機(JRC-535D)のAF LINE OUTからの信号をPCのLINE 入力に接続してWSJT-Xを立ち上げます。WSJT-Xの設定や使い方に関してはインターネットに多くの情報が有るので助かります。
ファイル-設定 を開いて最初に以下の設定をしました。
現在住んでいる場所(中華人民共和国広州市)では受信しか出来ませんので、「一般」のタブは設定不要です。
「無線機」タブの無線機名称は「None]にしておきます。ここで使用する無線機を選択するとCAT制御やPTT方式などのBOXが設定可能になりますが、受信機とAF信号しか設定していない状態で無線機を設定して、「OK」で閉じるとWSJT-Xが無線機と通信しようとしてエラーになります。受信だけの設定では、受信機をNone に設定しておく必要があります。
「オーディオ」タブで、PCで使用する入出力を設定します。受信信号の入力は「ライン入力」。送信は接続しないので何でもかまいません。
OKを押して設定を閉じると受信を開始します。

最初、デフォルトで起動した画面をしたの左側のように配置して受信しましたが、いっこうに信号を復調できません。受信周波数はWSJT-Xのメイン画面左下にあるバンド設定で周波数を確認し、受信機の周波数を合わせてあります。決まり通りUSBモードにして受信機のスピーカーからはデジタル通信信号の復調音が聞こえますが、WSJT-Xにはウォーターフォールや復調した文字列も現れません。受信周波数がすれている?AF信号接続?などあれこれ確認した末に、ワイドグラフ画面をディスプレイ一杯に横に伸ばしてみると、ウォーターフォールが現れ、「バンド状況」にバンド内の信号が現れました。ワイドグラフ画面の上部にある周波数スケールがWSJT-Xの復調対象となる範囲になっている様です。このスケールをマウスの右クリックする事で受信周波数を設定し、「受信周波数」にその周波数の復調信号が表示されます。
ワイドグラフの表示周波数範囲はワイドグラフ左下にある「Bin数/ピクセル」の設定で、ウィンドウの大きさを変えずに変更可能です。

JT65-DX.com のウェッブサイトにはWSJT-Xの日本語マニュアルや、日本語の入門チュートリアルビデオ、その他のデジタル通信移管する情報などがあります。最初もう少し調べて使い出せばもっとスムーズ(簡単?)に使い出せたと思います。

実際にワッチ(まさしく、watchですね!)してみると、CWでもとても聞き取れないような信号でも見事に復調するには不思議です。
日本の自宅では密集住宅街の一戸建てベランダからQRVしている私の様なQRP局でも交信の可能性が広がるのでは、と期待を抱かせます。
日本へ戻ってからの楽しみが1つ増えました。

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