同軸切替器

ベランダに設置した1本のアンテナをアナログ受信機とSDRで切り替えて使いやすいように、切替器を購入しました。送信はしないので簡単なスイッチとケーブルで作れるのですが、日本の自宅ではすでにそのような切替器を使用しており、現在申請中の100W固定局での使用を前提に、アイソレーションが取れる同軸切替器を購入することにしました。中国広州在住の地の利を生かして日本にはない安価で適当な中華製の切替器は無いかとインターネット通販を探し、台湾製の良さそうな同軸切替器を選定しました。

日本ではAmazonで7,787円ほどで売られている第一電波工業の同軸切替器、」CX310Aは中国国内では日本からの輸入で715人民元、約12,000円近くします。
台湾製の、写真ではCX310Aによく似た同軸切替器が390人民元、約6,500円でしたので、こちらを購入しました。
製品のコネクタは50MHz以下のバンドで使用するので、汎用性からM型にしました。3回路に切り替えできる仕様です。筐体はダイカストで、プラスチックの切り替えノブ。形状、縦横高さ寸法、色、M型コネクタの取り付け方法など、CX310Aによく似ています。

CX310Aの仕様は、周波数範囲:DC〜800MHz、インピーダンス:50Ωで、

  1. VSWR:1.1以下(DC〜500MHz)、1.2以下(500〜800MHz)
  2. 挿入損失:0.1dB以下(DC〜500MHz)、0.15dB以下(500〜800MHz)
  3. アイソレーション:60dB以上(DC〜500MHz)、50dB以上(500〜800MHz)
  4. 通過電力(SWR1.2以下時):1.5kW(DC〜30MHz)、1kW(30〜150MHz)、500W(150〜800MHz)

となっています。アイソレーションは送信機やダミーロードが無いので測定できませんが、VSWR、リターンロス、挿入損失を測定してみました。

3回路あるうちのCチャンネルはM型レセプタクルの芯線の穴が小さく、Mコネクタが入らずに測定できませんでした。
Mコネクタは特性インピーダンスが規定されていないので、特に測定に使用したSMA-M変換アダプタは、同軸系の変化比も大きいので影響があるかもしれませんが、6mバンドでVSWR:1.1程度。2mバンドでは1.2程度になりました。6mバンドまでは特に問題なく使用できそうです。
第一電波工業のカタログスペックである800MHzまでVSWR:1.2以下、には及びません。
中国での値段も倍半分違うので、製品の特性もそれ何なのかもしれません。

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