見よう見まねのラズベリーパイ (1)~OSのインストール~

インターネットを見て、以前からちょっと触ってみないと思っていたラズベリーパイがハノイでも簡単に手に入ることが分かり、衝動的に購入してみました。
facebook で Raspberry Pi Viet Namというネット販売をしているアカウントを見つけ、連絡を取ってみると自分のアパートから程度遠くない住所で直接販売もしているとの事で、直接出向いて購入してきました。
個人の自宅でしたが、英語で気持ちよく対応して頂けました。

今までにもH8などのマイコンボードに興味を持ったことはありましたが、マイコンボードを実際に入手して遊んでみるは初めてです。ラズベリーパイはLinuxベースOSでライブラリの追加でボードに備わっている外部IO端子やUSBをc言語などで制御できるようです。最初に準備するものが少なく、ソフト開発から外部IO制御までそろっているオールインワンで、敷居が低いですね。
購入したのは下の写真左側にある、
1.Raspberry Pi 3  (本体です)
2.5V 2.5A 出力のACアダプ    (手元には1.5A程度のものしかなかったので購入)
電源ケーブルは梱包は別ですが一応、セットのようでした。
3.16GBのマイクロSDカード (ネットには8GBの例が多いですが、余裕を見て)
4.HDMIケーブル (これで既存の液晶ディスプレイに接続します)
です。キーボードとマウスは手持ちのものを使います。
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ACアダプタは事前に調べたネット情報で2.5A出力対応くらいのものは必要との事でしたので新たに購入。ショップでは純正と一般品を紹介されましたが、一般品を選択。
Raspberry Pi本体はRSコンポーネンツ社製(イギリス製)でした。
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最初の作業はOSのインストールです。
インストールはRaspberry Piの公式サイトからNOOBSというものを入手して行います。
NOOBS = New Out Of the Box Software のようです。an easy Operating System installer for beginners. とありますので、素直にNOOBSを使います。
ダウンロードのページには他の種類のOSも出ていますが、公式にサポートされているOSである、Raspbian をインストールします。
NOOBS と NOOBS LITE があります。NOOBS LITE は “without Raspbian pre-loaded.” とありますが、よくわからないので、無難に何でも入っていそうなNOOBS を使います。ファイルはZIP形式をンロードします。
noobs1 noobs2
ラズベリーパイのハードティスクに相当するmicroSDカードに解凍したNOOBDを書き込みますが、その前にmicroSDカードをフォーマットします。
フォーマットはmicroSDカードをアダプターを介してカードリーダーに入れ、windows10のパソコンで認識させます。
これが正常なのかどうか、わかりませんが、windows10のエクスプローラからフォーマットしようとすると、16GBのmicroSDカードにも関わらず容量が1.11GBと表示されます。
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windows10のエクスプローラの問題かと思い、SDFormatter を使ってみましたが同じ結果です。フォーマットをしてみると、結果は14.4GBと表示され、正常にフォーマットされたようです。
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次にNOOBSを解凍します。windows上で解凍し、生成されたNOOBSフォルダー中身を”すべて選択”し、そのままmicroSDカードに書き込みます。所要時間は4,5分です。
NOOBS
書き込みが完了したmicroSDカードをラズベリーパイ基板の裏側にあるmicroSDスロットに挿入します。下の写真はまだ挿入されていません。特にラチェットやロックはありませんが、最後まで挿入します。
電源を入れる前にラズベリーパイに周辺機器を接続します。マウスとキーボードはありあわせのものです。マウスはロジクールのM235を使います。USBの無線レシーバをUSBスロットに挿入します。
キーボードはエレコムのTK-FBP013を使います。このキーボードはブルートゥース接続ですので、ラズベリーパイに内蔵のブルートゥースと接続させます。
HDMIでディスプレイを接続します。
電源スイッチはありませんので、ACアダプタをコンセントから抜き差ししてスイッチ代わりとします。
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電源を入れるとラズベリーパイの赤いLEDが点灯し、ディスプレイにカラー画面が現れます。その後、ラズベリーマークが出てパーテーションのフォーマットを開始します。
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ケーブルLANを接続していない状況ではインストールするOSがRaspbian のみ表示されるはずですので、選択してinstallアイコンをクリックします。
マウスは特に何のセッティングも必要とせず、この段階から使用可能です。
すでにインストールされているOSを上書きする確認メッセージがでますのでYesを押してインストールを開始します。
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インストールには約45分掛かります。インストール時にディスプレイ下部に言語とキーボードの選択メニューが出ますが、日本語の表示にはフォントのインストールなどが必要ですので、のちに日本語設定をするまでは英語のままで行きます。
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インストール完了のメッセージが出てokをクリックすると再起動します。
Linuxらしいboot画面がでてしばらくするとx-windowが立ち上がります。
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Raspbian では標準でランレベル5で起動するようです。以下のようなx-window画面が出ればosのインストールは完了です。シャットダウンは画面左上のメニューから行います。
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シャットダウンをして、ラズベリーパイのLEDが赤、緑共に点灯状態になればシャットダウン完了です、電源を切ってもOKです。
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