日本語環境のインストールをします。
jtbterm はコンソールで多言語を表示するためのプログラムです。
Terminal から次のコマンドを入力します。
pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install jfbterm |
途中でディスクを42.1MB使うけれども、良いか?と聞いてきますので、yを入力してエンターで実行します。
完了してコマンドプロンプトに戻ったら日本語フォントの入力をします。
pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfont-kaname |
特に問い合わせもなく完了します。
フォントに他の種類もありますので、使ってみて不満が出るようでしたら後で変更します。
次に日本語を入力する為のIME (Input Method Editor) をインストールします。Raspbian で一般的な ibus-anthy をインストールします。
pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install ibus-anthy |
これも途中インストールの確認を求められますので、yを入力してインストールします。
最後にロケールを設定します。ロケールとはLinux で多言語をサポートする仕組みで、ユーザーがどの言語を使用するかを定義します。ソフトウェアはロケールに応じて表記や処理を行います。Configuration Toolを立ち上げます。
pi@raspberrypi:~$ sudo raspi-config |
5 Internationalisation Options -> I1 Change Local を選択します。
ロケールの選択はスペースを押して「*」マークを付ける事で行います。
ja_JP.UTF-8 UTF-8
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
を選択しました。「TAB」キーで「Ok」を選択して「Enter」を入力します。
複数選択した場合、デフォルトのロケールを決めます。
en_US.UTF-8 UTF-8
を選びました。
「TAB」で「Ok」を選択して「Enter」を入力すると Configuration Tool のイニシャル画面に戻ります。「TAB」で<Finish>を選択、「Enter」で終了します。
Terminal に reboot と入力して再起動します。
再起動すると画面右上に「US」というアイコンが追加されています。
クリックするとプルダウンメニューで英語、日本語が選択できます。
日本語選択するとアイコンンお表示が変わります。
画面左もメニューから Text Editor を立ち上げて試しに日本語を入力してみましょう。
デフォルトで、かな入力。スペースキーで変換になっています。
これで日本語環境ができました。