同僚が日本に出張したついでに「Raspberry Pi電子工作エントリーキット(Economy)」なるものを発注して持参してもらいました。
ブレッドボードは今まで使った事はありませんがそれ以外のパーツは買うまでもなく自宅のパーツボックスにあるようなものばかりです。ハノイでも探せばどこかにあるのでしょうが、時間もないのでRaspberry Piで遊べるように基本的なパーツをまとめ買いです。
日本でも電子部品屋さんが少なくなりましたが、まだまだ通販でも色々な部品を簡単に購入できるので、非常に便利だとつくづく思います。
Raspberry Pi のGPIOをコントロールするためにWiringPi をインストールします。
WiringPi はc言語でGPIOを制御するためのライブラリです。
c言語以外でも使用できるようです。
I2Cのライブラリーも一緒にインストールしておきます。
pi@raspberrypi:~$ sudo apt-get install libi2c-dev |
途中でインストールの確認がありますが、yを入力してリターンキーを押し、インストールを実施します。
次にWiringPi をインストールしますが、WiringPi はソースコードを入手して自分でビルドします。
ソースコードはRaspbian に標準でインストールされているgit を使って行います。
念のためgit を確認します。
pi@raspberrypi:~$ git –version git version 2.1.4 |
のように表示されればOKです。
WiringPi のソースコード取得は以下のようにします。
pi@raspberrypi:~$ git clone git://git.drogon.net/wiringPi |
ダウンロードすると、カレントディレクトリにwiringPi というディレクトリができます。wiringPi ディレクトリに移動してビルドを行います。
pi@raspberrypi:~$ cd wiringPi pi@raspberrypi:~/wiringPi $ ./build |
ビルドが完了するとgpioのコマンドが使えるようになります。
バージョンを確認して正しくインストールされているのを確認します。
Maker は Sony なんですね。