直線上に配置
バナー
 現在、内臓のニッカドバッテリーが完全に死んでしまい、IC-3STは休眠中。
すでに何度かサービスから取り寄せて交換しています。
もっと良い代替方法は無いものでしょうか。

IC-3ST アイコムのIC-3STは430MHz帯のFM専用機です。小型で外部電源13.8Vで5W、内臓バッテリー7.2Vで1.5Wの出力と現代の機械と送信性能は遜色ありません。アイコムの小さいスピーカーマイクとの組み合わせで特にスキーの時など、大変活躍しました。普通に430MHzのFMで交信する分には機能的にも今でも十分なリグです。ですが、ハンディ機なのでバッテリーが使えないと出番がありません。もったいない事です。
ケース解体 ケースは5本のビスを外して開ける事が出来ます。電池ケースをロックする機構がスライドノブと小さなスプリングで構成されていますので、スプリングを何処かに飛ばしてしまわないように注意が必要です。裏蓋内側にアルミダイカストのシャーシがあり、高周波回路関係の回路が実装されています。
マザーボードの上にモジュールのような形式で子基板を立てて高密度に実装しています。調整できるコイルが5個あります。受信時、リグのSメーターが5程度の信号強度になるとノイズが出て復調が厳しくなる事があります。構厳しい環境で使いこんでいますので、簡単にでも調整したいのですが、メーカーではとっくに修理受付終了です。サービスマニュアルのコピーでも分けてもらえれば嬉しいのですが。
VX-8Dとの比較1 圧倒的に多機能なVX-8Dと比べるのもおかしいですが、並べてみました。
IC-3STの方がスリムでハンディとしては持ちやすいです。薄さは断然VX-8Dですが、ハンディ機の大きさとしてはIC-3STの方が良いかもしれません。
マルチバンド、APRSなど機能的にはVX-8Dが遥かに多機能ですが、430MHzのFM交信に限ればIC-3STは今でも全く問題ないリグなように思います。
 VX-8Dとの比較2

PLL調整 ・・・ 周波数ずれを起こしているようなのでPLLの調整をしました
受信調整 ・・・ 工事中



直線上に配置

I